# 6.7 超音波距離センサーモジュール
# モジュールの仕様
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | PPYA-6000400165 |
動作電圧 | 3.3V / 5V |
種類 | デジタル |
インターフェース | PH2.0 4P |
GND | グランド(Ground) |
ECHO | 受信信号 |
TRIG | 送信信号 |
VCC | 電源 3.3V / 5V |
検出距離 | 2cm〜500cm |
精度 | 0.5cm |
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# モジュールを使ってみる
# ハードウェアの接続
上記の図に合わせて、モジュールと専用拡張ボードを接続します。
# プログラミング環境の準備
micro:bit(マイクロビット)のPythonのプログラミングは、Muエディターを利用します。
プログラミングを開始するにあたって、以下の準備を完了させる必要があります。
- Muエディター(Mu Editor)のインストール
- ワールド オブ モジュール(WOM)専用ライブラリのインポート
※ Muエディターは、お使いのパソコンで一回インストールすると、以降継続して利用が可能です。
# プログラミング方法
# 実現内容
- マイクロビットのディスプレイに障害物までの距離を表示します。
# プログラミング例
# -*- coding: utf-8-*-# Encoding cookie added by Mu Editor
from microbit import *
import WOM_Sensor_Kit
while True:
# Parameter definition: WOM_ultrasonic(Echo,Trig)
display.scroll(WOM_Sensor_Kit.WOM_ultrasonic(pin1, pin0))
sleep(100)
# コードの要点説明
from microbit import *
- microbitライブラリのすべてをインポートします。
- このステートメントは、microbitを使用する際に必要です。
import WOM_Sensor_Kit
- 「ワールド オブ モジュール」用ライブラリをインポートします。
- 「ワールド オブ モジュール」シリーズのモジュールを使用する場合は、このライブラリをインポートする必要があります。
while True:
# Parameter definition: WOM_ultrasonic(Echo,Trig)
display.scroll(WOM_Sensor_Kit.WOM_ultrasonic(pin1, pin0))
sleep(100)
- 無限ループで常時に前の障害物までの距離を計測し、ディスプレイに表示させます。
display.scroll(WOM_Sensor_Kit.WOM_ultrasonic(pin1, pin0))
- 計測した距離をmicro:bitのディスプレイに表示します。
sleep(100)
- 時間を指定して、処理を遅延させます。
- ここでは、100s(ミリセカンド)を指定しています。
# プログラムサンプルファイル
下記のgithubページにて、上記プログラミング例のプログラムサンプルファイルをダウンロードするこが可能です。
サンプルプログラム:iftiny-wom-basic-ultrasonic-ranging.py (opens new window)
参考:ダウンロード方法
- 上記githubウェブページを開く
- Windowsの場合:ブラウザで該当ファイル名のリンクにて、右クリックし、「名前を付けてリンク先を保存」をクリックし、保存場所を指定してダウンロードする
- Macの場合:ブラウザで該当ファイル名のリンクにて、右クリックし、「リンク先を別名で保存」をクリックし、保存場所を指定してダウンロードする
- ChromeBookの場合:ブラウザで該当ファイル名のリンクにて、右クリックし、「名前を付けてリンク先を保存」をクリックし、保存場所を指定してダウンロードする