# 6.4 環境光センサーモジュール
# モジュールの仕様
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | PPYA-6000400176 |
動作電圧 | 3.3V / 5V |
制御方式 | アナログ |
インターフェース | PH2.0 4P |
GND | グランド(Ground) |
NC | 接続不要 |
OUT | ボタンを押すとローレベル(Low level)が出力される 離すとハイレベル(High level)が出力される |
VCC | 電源 3.3V / 5V |
寸法 | 32mm x 32mm (モジュール本体) |
- 光センサーは、セレン、硫化アルミニウム、硫化鉛、硫化ビスマスなどの材料を硫化カドミウム(CdS)に加えて、光導電素子として、光の当たる量によって抵抗値が変化する
- 光の量によって放出する自由電子の量が変化し、抵抗値が変化する「内部光電効果」に基づいて動作する
- CdSセルの受光部に当たる光の量が多ければ、抵抗値が小さくなる
- 光強度が大きくなると、抵抗値は急激に減少し、1KΩ以下になる
- 光がない環境では、高抵抗状態になり、一般的に最大1.5MΩになる
参考:本製品は、イフティニー ストアでお買い求めいただけます
当社はmicro:bitの公認正規販売店です。国内のmicro:bit利用推進を行っております。
micro:bit専門ストア「イフティニー ストア(iftiny store)」 (opens new window)にて、各種micro:bit関連製品の販売をしております。
# モジュールを使ってみる
# ハードウェアの接続
上記の図に合わせて、モジュールと専用拡張ボードを接続します。
# プログラミング環境の準備
micro:bit(マイクロビット)のPythonのプログラミングは、Muエディターを利用します。
プログラミングを開始するにあたって、以下の準備を完了させる必要があります。
- Muエディター(Mu Editor)のインストール
- ワールド オブ モジュール(WOM)専用パッケージのインポート
※ Muエディターは、お使いのパソコンで一回インストールすると、以降継続して利用が可能です。
# プログラミング方法
# 実現内容
- マイクロビットのディスプレイに現在の光の強度が数字で表示させます。
# プログラミング例
# -*- coding: utf-8-*-# Encoding cookie added by Mu Editor
from microbit import *
import WOM_Sensor_Kit
num = 0
while True:
# Parameter definition: WOM_light (pin) returns the analog value 0-1023
num = 1023 - WOM_Sensor_Kit.WOM_light(pin0)
display.scroll(num)
sleep(100)
# コードの要点説明
from microbit import *
- microbitパッケージのすべてをインポートします。
- このステートメントは、microbitを使用する際に必要です。
import WOM_Sensor_Kit
- 「ワールド オブ モジュール」用パッケージをインポートします。
- 「ワールド オブ モジュール」シリーズのモジュールを使用する場合は、このパッケージをインポートする必要があります。
while True:
# Parameter definition: WOM_light (pin) returns the analog value 0-1023
num = 1023 - WOM_Sensor_Kit.WOM_light(pin0)
display.scroll(num)
sleep(100)
- 無限ループで常時環境光を検知し、指定した強度を数字で表示をさせます。
num = 1023 - WOM_Sensor_Kit.WOM_light(pin0)
- 「WOM_Sensor_Kit.WOM_light(pin0)」で環境光を検知します。
- 演算した結果を変数「num」に代入します。
display.scroll(num)
- 変数「num」をディスプレイに表示させます。