# 6.9 赤外線人感センサーモジュール
# モジュールの仕様
項目 | 詳細 |
---|---|
型番 | PPYA-6000400173 |
動作電圧 | 3.3V / 5V |
種類 | デジタル |
インターフェース | PH2.0 4P |
センサーモデル | RDA224 デジタルパイロエレクトリックセンサー (RDA224 digital pyroelectric sensor) |
GND | グランド(Ground) |
NC | 接続不要 |
OUT | シングルバス デジタル信号出力 |
VCC | 電源 3.3V / 5V |
寸法 | 32mm x 32mm (モジュール本体) |
- 赤外線人感センサー モジュールは、人体から発せられる約10umの赤外線を検出することで機能する
- 人が検知エリアに入ると、人体の赤外線が集光され、処理後にアラーム信号が生成され、ハイレベルを出力
- そうでない場合はローレベルを出力
- 表面にはフレネルレンズフィルターが取り付けられており、外部環境による検出への干渉を低減する
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# モジュールを使ってみる
# ハードウェアの接続
上記の図に合わせて、モジュールと専用拡張ボードを接続します。
# プログラミング環境の準備
micro:bit(マイクロビット)のPythonのプログラミングは、Muエディターを利用します。
プログラミングを開始するにあたって、以下の準備を完了させる必要があります。
- Muエディター(Mu Editor)のインストール
- ワールド オブ モジュール(WOM)専用パッケージのインポート
※ Muエディターは、お使いのパソコンで一回インストールすると、以降継続して利用が可能です。
# プログラミング方法
# 実現内容
- 人が検出されると、マイクロビットのディスプレイに「1」を表示、それ以外の場合は、「0」を表示します。
# プログラミング例
# -*- coding: utf-8-*-# Encoding cookie added by Mu Editor
from microbit import *
import WOM_Sensor_Kit
while True:
# Parameter definition: WOM_pir (pin) someone returns 1
if (WOM_Sensor_Kit.WOM_pir(pin0)) == 1:
display.show(1)
else:
display.show(0)
# コードの要点説明
from microbit import *
- microbitパッケージのすべてをインポートします。
- このステートメントは、microbitを使用する際に必要です。
import WOM_Sensor_Kit
- 「ワールド オブ モジュール」用パッケージをインポートします。
- 「ワールド オブ モジュール」シリーズのモジュールを使用する場合は、このパッケージをインポートする必要があります。
while True:
# Parameter definition: WOM_pir (pin) someone returns 1
if (WOM_Sensor_Kit.WOM_pir(pin0)) == 1:
display.show(1)
else:
display.show(0)
- 無限ループで常時に検知し、人を検知したときに「1」を表示させます。
- 人を検知していないときに「0」を表示させます。
if (WOM_Sensor_Kit.WOM_pir(pin0)) == 1:
- 人を検知した時に、WOM_Sensor_Kit.WOM_pir(pin0)の戻り値が「1」です。
- 人を検知していない時に、WOM_Sensor_Kit.WOM_pir(pin0)の戻り値が「0」です。
- ここでif文で、「人を検知した時に」の条件を設定します。
display.show(1)
- micro:bitのディスプレイに数字「1」を表示します。
sleep(100)
- 時間を指定して、処理を遅延させます。
- ここでは、100ms(ミリセカンド)を指定しています。