# 5.1 ビビりロボ







# 学習目標

このコースでは、micro:bit(マイクロビット)、赤外線人感センサーモジュール、サーボ、ビルディングブロックを利用して、人を感知して逃げる「ビビりロボ」を製作します。




# サーボの事前校正




ビルディングブロックを組み立てる前に、サーボの校正プログラムをダウンロードし、それを使用してサーボの原点となる角度を調整する必要があります。これを校正と呼びます。

注意


- 使用前に校正を行わないと、使用中にサーボが詰まり、ステアリングギアがストールしてサーボが故障する可能性があります。




# サーボの校正プログラム


※ 上記画像で右クリックの「新しいウィンドウで開く」を選択することで、MakeCodeで上記プログラムのダウンロードや編集を行うことが可能です。




# サーボの校正方法


サーボを拡張ボードに接続

  • 上記の図に合わせて、サーボをmicro:bit拡張ボードに接続します。(茶色、赤色、黄色のケーブルを黒、赤、黄のコネクターに合わせて接続してください)
  • 付属USBケーブルの二つのマイクロUSBコネクターをそれぞれmicro:bit本体と拡張ボードに接続します。
  • micro:bit本体を拡張ボードに挿入します。
  • サーボの校正用プログラムをmicro:bitに書き込みます。
  • micro:bit本体のディスプレイに「1」が表示され、サーボが正常に校正されていることを確認します。

注意


  • 必ずmicro:bit本体と拡張ボードの両方にUSBを装着してください。
  • micro:bitのUSBポートは、micro:bitへのプログラムの書き込み(ダウンロード)で利用します。
  • 拡張ボードのUSBポートは電源供給で利用します。接続しないとモジュールやサーボへの電源供給が不足する可能性がございます。




# サーボとビルディングブロックの接続


  • ブロック組み立て説明書(PDF)に沿って、ビルディングブロックを組み立ててください。

サーボとビルディングブロックの接続方法

注意


  • 組み立て時は、サーボの取り付ける方向をご注意ください。
  • 方向が間違うとサーボが故障する恐れがあります。
  • 組み立て後、サーボのケーブル側が、上記図のように、赤外線人感センサーモジュールに向いていることを確認してください。




# モジュールの接続




モジュールを拡張ボードに接続

上記の図に合わせて、赤外線人感センサーモジュール、サーボをmicro:bit拡張ボードに接続します。


# プログラミング




# 実現内容

  • プログラムをmicro:bitにダウンロード(書き込み)した後、micro:bitのディスプレイに「ハート」マークが表示され、初期化中であることをユーザーに知らせします。
  • 5秒後、micro:bitのディスプレイに「スマイル」マークが表示され、動作可能であることをユーザーに知らせします。
  • 赤外線人感センサーが人の赤外線を検知すると、サーボを駆動します。
  • micro:bitのディスプレイに警報のマークを表示し、ブザーが警報音を鳴らしながら、「ビビりロボ」が腕を振り、逃げます。



# 前提:MakeCodeプロジェクトへのパッケージ追加


以下専用パッケージを追加する必要があります。


  • 赤外線人感センサーモジュール、サーボが利用するパッケージ:

     https://github.com/YahboomTechnology/Module-World
     ※ 本パッケージには、本モジュールが必要とするブロック以外のブロックも含まれています。



参考:MakeCodeにパッケージを追加する方法


※ 追加するパッケージの指定を適切に替えてください。本モジュールの該当は、上記「本モジュールが利用するパッケージ」です。
※ 1つMakeCodeプロジェクトに一回のみ追加する必要があります。すでに追加済みのプロジェクトは再度追加する必要がありません。
※ 新たにMakeCodeプロジェクトを作成する際、再度追加する必要があります。




# プログラミング


# プログラミング方法

  • MakeCodeにて新規のプロジェクトを作成する
  • 下記ブロックをプロジェクトで設置する
  • micro:bitにプログラムを書き込む

※ 上記画像で右クリックの「新しいウィンドウで開く」を選択することで、MakeCodeで上記プログラムのダウンロードや編集を行うことが可能です。




Last Updated: 5/17/2023, 8:59:44 AM